top of page

​「リ ショウネン」対談 Vol.1


神南昌一(以下、神南) : 初めまして。まずは自己紹介をお願いします。

 

中谷美晴(以下、中谷) : 代々木アニメーション学院広島校 声優タレントコース2年1クラス中谷美晴です。よろしくお願いします。

 

神南 : シンガーソングライターの神南昌一です。よろしくお願いします。

今日は色々お聞きしたいことがあるのですが、まずは「Re少年」のナレーションをして頂きありがとうございました。

 

中谷 : こちらこそありがとうございました!

 

神南 : 早速ですが中谷さんが声優になりたいと思ったキッカケを教えてください。

 

中谷 :     元々アニメが好きで、声優になりたいと思ったのは中学生の頃でした。
当時水樹奈々さんや山寺宏一さんの声のバリエーション、そして演技力にすごく憧れたんです。
それで決心したのは高校2年生の時なんですけどその時に友達とある約束をしたんですよ。

 

神南 : どんな約束ですか?

 

中谷 : マンガ家になるという夢を持った友達がいたんですけど、その友達の漫画がアニメ化したら私が声優を担当するという約束です。

 

神南 : どこかで読んだことのある漫画と似てますね(笑)。

 

中谷 : そうですね、確かに(笑)。

神南 : その時ご両親の反対とかはなかったんですか?

 

中谷 : 両親は、案外賛成で、自分のやりたいようにやりなさい。という感じで受け入れてくれました。

 

神南 : 自分の夢を応援してくれるのは心強いですよね。ところで声優を目指す上で一般的なプロの声優への道のりってあるんですか?

 

中谷 : (先生をチラ見。)

 

古田先生 : 基本的には、まず事務所に所属しなければいけないのですが、最近ではその事務所にも付属の養成所があることが多いんですね。
それでその養成所で力を認めてもらえないと事務所にステップアップ出来ないというところがけっこう多いです。
ただ代々木アニメーション学院では2年間勉強して基礎を学んでいるので、
技術のある生徒だとそのまま準所属という形でマネージャーもついてお仕事ができるケースもあります。
なので1番は事務所に所属してもらうことが生徒にとって目標にしてほしいです。
あとはここで学んだことを基礎にして、自分でどんどん勉強してもらって、仕事を掴んでもらうというところですね。

 

中谷 : はい...(恐る恐る先生を見ながら)笑。

神南 : まだまだ夢半ばということですね!
では、自分で尋ねるのも恥ずかしいんですけど今回、「Re少年」のナレーションを中谷さんが勝ち取って、
もちろん楽曲も聴かれたと思うんですけどどんな気持ちで取り組まれましたか?

 

中谷 : 曲からイメージをすごくもらえたので結構ラクに取り組むことが出来ました!
フレッシュな感じの歌で、この業界を目指そうと思った時の自分を思い出して魂を吹き込みました。
正直、声優になるという夢を諦めようかなって落ち込んだりもしたんですけど、何かこの歌を聴いて本当に元気をもらいました!
気持ちが明るくなれるのでよく聴いてますね。

 

神南 : ありがとうございます!
いや!まさにそれですね!楽曲のタイトルが「Re少年」で、もう一度少年に戻ろうという意味を込めてるんですけど
やっぱり夢を叶えるには少年の心のようながむしゃらな気持ちがないと叶えられないんじゃないかなと思って作ったので
当時の声優を目指し始めた気持ちを思い出しながら取り組んで頂いたというのはとても有難いですし、
だからこそ僕の中で惹かれるものがあったのかなと思います。

 

中谷 : ありがとうございます。

神南 : ただ実は生徒の皆さんのお声を聴いて一生懸命さがすごく伝わってきて...本当に迷ったんですよ。
それでパートをそれぞれひとりひとり作ってみんなの声を入れようかなとも思ったんですけど
それは作った楽曲に対しても、本気で取り組んでくれた生徒の皆さんに対しても失礼だと思ったので中谷さん一人に絞らせてもらいました。
実際に、こういったナレーションの実践はあったりするんですか?

 

中谷 : (先生をチラ見。)

 

神南 : (先生をチラ見。)

 

古田先生 : そうですね。実際にアフレコしたりナレーション実習はあるんですけど、教師たちがテレビ局でお仕事させて頂いたり
することもあって、その関係で生徒へのお仕事も頂くんですが、もう争奪戦で今回は中谷が選ばれてね。

 

中谷 : はい!夢のようでした!

 

古田先生 : 中谷にとってもこれが良いきっかけになって、これから色々と頑張ろうっていう風にね?(笑)。

中谷 : なります!頑張ります!

 

古田先生 : 学生にとっても良いチャンスになったと思っております。ありがとうございます。

 

神南 : こちらこそありがとうございました。この作品がもっともっと高く飛べるよう尽力していきますので、応援よろしくお願いします!
お互い夢に向かって頑張りましょう!

場所=代々木アニメーション学院 広島校

bottom of page